Special interview
生徒さま特別インタビュー
キムスジンさん
料理と器。その境界に、彼女の美学がある。
東京・東大前で韓国料理店「JONGJI」を営むオーナーシェフ、キムスジンさん。
レイ セラミック スタジオでの制作を通して、自らの料理にふさわしい器を一つひとつ丁寧に形にしています。
今回は、料理と器の関係、そして制作のこだわりについて伺いました。
レイ セラミック スタジオでの制作を通して、自らの料理にふさわしい器を一つひとつ丁寧に形にしています。
今回は、料理と器の関係、そして制作のこだわりについて伺いました。
Q1.
レイ セラミック スタジオが2025年4月に移転しました。
新しいスタジオの使い心地はいかがですか？
新しいスタジオの使い心地はいかがですか？
A.
窓から緑が見えるところが気に入っています。
静かな環境で集中して作れるところも良いと思いました。
静かな環境で集中して作れるところも良いと思いました。
Q2.
レイ セラミック スタジオに通うことになったきっかけは？
A.
料理をやっていることもあり、常に器を補充しないといけないためたくさん買っていました。
自分の器がつくりたいと思い、通いやすい場所でいろんな陶芸教室を探していました。
レイアートスクール（現・レイセラミックスタジオ）の体験レッスンに参加したとき、
他の生徒さんが作っている作品の質が高く、本格的に陶芸が学べる教室だと思いました。
私が「こういう感じで器を作りたい」と先生に相談したときに、どんな答えが返ってくるかも大切だと思います。
自分が求めているものに対しての答えが的確だと思ったので、この教室に通うことを決めました。
自分の器がつくりたいと思い、通いやすい場所でいろんな陶芸教室を探していました。
レイアートスクール（現・レイセラミックスタジオ）の体験レッスンに参加したとき、
他の生徒さんが作っている作品の質が高く、本格的に陶芸が学べる教室だと思いました。
私が「こういう感じで器を作りたい」と先生に相談したときに、どんな答えが返ってくるかも大切だと思います。
自分が求めているものに対しての答えが的確だと思ったので、この教室に通うことを決めました。
Q3.
料理にとって器はどんな存在ですか？
A.
料理は総合芸術です。
この料理にはこの色でこんな形の器を作りたいと、それぞれ料理ごとに合った器を考えています。
主役は料理なので、器は料理を引き立てるためのものです。
この料理にはこの色でこんな形の器を作りたいと、それぞれ料理ごとに合った器を考えています。
主役は料理なので、器は料理を引き立てるためのものです。
Q4.
料理にもこだわりをお持ちですが、
器をつくる際に大切にされていることは何ですか？
A.
器の大きさです。
お店の料理に合うサイズの器を決めて制作しています。
例えば、素晴らしい器に出会えたとしても、自分が求めている大きさではないことが多々あります。
「これがもうちょっと大きかったらいいな」「もっと小さかったらいいな」と、大きさの問題で使えないことがあります。
お店の料理に合うサイズの器を決めて制作しています。
例えば、素晴らしい器に出会えたとしても、自分が求めている大きさではないことが多々あります。
「これがもうちょっと大きかったらいいな」「もっと小さかったらいいな」と、大きさの問題で使えないことがあります。
Q5.
作りたい器のイメージは事前に計画されていますか？
A.
作りたい料理ごとに器のアイデアを思いつきます。
アイデアが果てしなくあるので、思いついたときにノートにスケッチしています。
スケッチブックで料理と器をイメージし、大きさと枚数も決めて制作しています。
イメージ通りにいくよう、いつも先生にサポートしてもらっています。
イメージ通りにいくよう、いつも先生にサポートしてもらっています。
Q6.
過去に制作された器で一番のお気に入りはどんな器ですか？
A.
私にとって器がメインではなく、料理がメインです。
いつも料理のイメージに合わせた器を作っています。
たまに予定していた料理としっくりこなかった器が、別の料理でしっくりくることがあります。
この器はあわび料理に合うと、常連さんから好評でした。
想定していなかったものを組み合わせることで、自分でも想像していなかったような発見があるのも、楽しみの一つです。
いつも料理のイメージに合わせた器を作っています。
たまに予定していた料理としっくりこなかった器が、別の料理でしっくりくることがあります。
この器はあわび料理に合うと、常連さんから好評でした。
想定していなかったものを組み合わせることで、自分でも想像していなかったような発見があるのも、楽しみの一つです。
Q7.
今後作りたい器のアイデアはどんなものですか？
A.
お店のプレート（表札）をつくりたい。
あと、レストランのシグネチャー用の器を作りたい。
もうすぐお店が3周年になるので、それを記念した特別コースを準備しています。
その特別コースのアミューズで使うための器を作りたいです。 韓国では豆腐皿といわれている、フラットで細めの器です。
もうすぐお店が3周年になるので、それを記念した特別コースを準備しています。
その特別コースのアミューズで使うための器を作りたいです。 韓国では豆腐皿といわれている、フラットで細めの器です。
Profile
プロフィール
今回インタビューをさせていただいたキムさんのプロフィールです。
こだわりのお料理と器のマリアージュをキムさんのお店でぜひ体験してみてください。
こだわりのお料理と器のマリアージュをキムさんのお店でぜひ体験してみてください。
キム スジン（Soojin Kim）
韓国釜山出身、辻調理師専門学校卒業、
日本ソムリエ協会認定ソムリエ
大阪、東京で料理教室で幅広いジャンルの料理を教え始める。
韓国宮中料理の人間国宝「韓福麗先生」指導で宮中飲食研究院で学ぶ。
韓国の釜山でワインレストランを開業し、オーナーシェフとして働く。
同じく韓国でオーガニックフランス菓子メーカーを立ち上げる。
2022年5月31日に文京区東大前に思いを詰めたbistro JONGJIを始めました。
大阪、東京で料理教室で幅広いジャンルの料理を教え始める。
韓国宮中料理の人間国宝「韓福麗先生」指導で宮中飲食研究院で学ぶ。
韓国の釜山でワインレストランを開業し、オーナーシェフとして働く。
同じく韓国でオーガニックフランス菓子メーカーを立ち上げる。
2022年5月31日に文京区東大前に思いを詰めたbistro JONGJIを始めました。
Bistro JONGJI（ビストロジョンジ）公式サイト：https://www.jongji-bistro.com/
